撮った写真を確認した時に、もしブレた写真があった場合は、まず手ブレか被写体ブレかを見極めるのが重要です。
手ブレか被写体ブレかを確認するのは簡単
撮った写真を見てブレていた場合に、手ブレが原因か被写体ブレが原因かを簡単に見極める方法があります。それは、撮った写真全体がブレているか、動いている部分だけがブレているかの違いを確認するだけです。簡単ですよね。
それで、写真全体がまんべんなくブレていれば手ブレ、特定の被写体だけがブレていて、例えば背景はブレていなければ被写体ブレというわけです。
・写真全体がブレている⇒手ブレ
・特定の被写体だけがブレている⇒被写体ブレ
手ブレは極力防ぐ
2種類のブレのうち手ブレに関しては出来る限り防ぐ必要があります。せっかく構図や子供の表情が良くても、写真が台無しになる可能性もあります。
手ブレには何点か原因があり、原因によって対処法も異なります。次の記事で詳しく書いていますので、気になる方は参考にしてみてください。
手ブレさせないためには、シャッタースピードを上げるのが有効です。
被写体ブレは必ずしも避ける必要は無い
被写体ブレを完全に無くしてしまうと、写真から動きや躍動感が失われてしまいます。特に子供写真は、活き活きと動き回る様子を写す事も良い写真を撮るためには非常に重要です。
被写体ブレを写真に上手に反映させる技術は、子供の写真を撮る場合には是非マスターしたいテクニックです。
手ブレと被写体ブレを見極める事で対処が変わる
手ブレか被写体ブレかを確認することによって対処法も変わってきますので、出来ればそういう視点で毎回撮った写真を確認すると良いでしょう。撮った写真をデータにてパソコン上で確認すれば、その時のカメラの設定を見ながら確認出来ますので、次の撮影に活かすことが出来ます。
写真はこのように、撮った写真を出来るだけ早く確認し、改善点をアレコレ考えて次に活かす、と言う事を繰り返すことが上達につながります。撮影時の記憶が残っている方が、より効果的に身に付いていきますね。
そういう確認の際に、体系的にまとまった具体性の高いテキストを参照しながら実施すれば、メキメキ写真の技術は向上していきますよ。
ブレによる写真への影響
先にも少し触れましたが、ブレが必ず悪いという訳ではありません。特に子供の撮影をする時は、動きのある部分は多少ブレている方が躍動感のある写真に仕上がります。
かなり難易度が高いですが、ブレさせたくない部分の動きに合せてカメラを動かし、それ以外をブレさせるという撮影方法もあります。流し撮りと言いますが、子供を撮影する場合には特に動きのある面白い写真が撮れますので、是非マスターしたい撮影テクニックですね。
例えば笑顔で走っている子供を撮る時には、笑顔はあまりブレさせずに手や足がブレていると、動きがありますし、ポイントの部分がブレていなければ、ぼやっとした印象にはなりません。
それほどピンポイントの場合は難しいですが、動いている子供全体の動きに合せて、背景だけブレさせる事も出来ます。この方法だと、そんなに難易度高くなく、動きのある写真が比較的簡単に撮れるのでオススメです。色々試して良い写真をたくさん撮りましょう。